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いつからいつまで登れるの?
2000年の初日の出を富士山頂で...
って、それはだめなんです。無謀な、、、(^^;)。
1999年11月19日の毎日新聞の朝刊27面にも掲載されて
いましたけど、同じようなこと、多くの方がお考えのようですね。


《Part3》 一般的には7月1日〜8月26日です
   
■ 冬の富士登山はプロの登山家でも危険です

1月1日の富士山頂の過去30年間の平均値ですが、
日中の平均気温はマイナス17.9度、
最高でもマイナス14.9度までしか上がりません。
最低気温はマイナス21度だそうです(^^;)。
とにかくものすごい寒さですね。

ちなみに1999年1月1日は、いちばん暖かくてマイナス17.4度で
最低気温はマイナス22.9度まで下がりました(^^;)、、、。
また1月1日の平均風速は15.2m/sです(^^;)、、、。
これは、とんでもない世界です。
こんな厳しい寒さの世界で、初日の出を見ても楽しくないですよね(^^;)?。

元旦に富士山山頂にいる方は、測候所の方と、エベレストを目指すような方です。
エベレストの練習に登ったりされてます。
冬の富士山は、プロの登山家でも命を落とすことがあります。
測候所の方も、これまでに4人の方が亡くなっています。合掌。
突風で、亡くなる登山家の方もいらっしゃいます。
ピッケルとかアイゼンとか、冬山専用の装備をしても、
事故を避けることができない場合もあります。
突風は、本当に恐いです。
突風でバランスを崩してしまい、固い氷の上を何百mも滑落して即死.....。
決して大げさには書いていません。過去に起きている事実なんです。

初日の出に輝く富士山を、地上から見るほうがGood!です。

なお、11月23日の日本テレビの報道によると、
23日朝の時点では25cmの積雪量だそうです。

■7月の富士登山...上旬がねらい目?下旬は梅雨明けで混雑

この記事をカキコしているのが、11月なものですから、
いきなり冬のお話からはじめした、、、。
話を、登山シーズンの夏に戻しましょう(^^;)。

7月1日が山開きの日です。この日から登山可能です。

富士山にある、各センターの開設状況を調べてみました。
吉田口6合目の「富士山安全指導センター(TEL.0555-24-6223)」
係員の方が常駐されるのもこの7月1日からです。
ちなみに8月26日まで常駐されています。

吉田口7合目の「富士山7合目救護所」は、
係員の方の常駐期間は不明です(^^;)。
安全指導センターと同じ期間なのかもしれません。

ちなみに、富士宮口5合目の「富士山総合指導センター」は、
7月中旬から8月中旬が係員の方の常駐期間です。

また、富士宮口8合目の「富士山衛生センター」は、
7月25日から8月18日が係員の方の常駐期間です。

登山口によって、センターの開設期間が若干異なるようです。

ということで、7月1日の時点では、すべてのセンターが、
オープンしているわけではないようです。
「いざ、というときに、ちょっと心配。」という方は、
7月中旬、若しくは下旬まで
お待ちいただいたほうがいいかもしれません。

それから例外として、山頂に雪が残っていたりすると、
7月1日でも登山不可となる場合があります。
1989年は、残雪期間が長く、7月いっぱいは危険だと判断されたようです。

7月上旬といえば、梅雨は明けていませんね...。
でも地上は雨でも、山頂は意外とお天気がよかったりするそうです。
梅雨どきの7月上旬は、意外とねらい目かも?
って、責任はもてませんしお天気の保証もできませんが(^^;)。

一方、梅雨明けの下旬は、お天気に恵まれることが多いです。
でも、混みます(^^;)。

梅雨明けが、いいお天気だから、ねらい目だとお考えの方が多いからですね。

登山客が多く、前がつかえてなかなか前に進めないことがあります。
自動的にスローペースの登山になって、高山病防止にはいいかも(^^;)。
でも、ペースが遅すぎて、御来光が頂上の手前になる可能性がありますね。
私みたいに(^^;)、、、。

■8月の富士登山...中旬以降はすいています

7月下旬から8月上旬が、一番混み合っています。
可能なら、土日は避けたほうがいいですね。

でも、土日しかお休みがとれないなら、しかたがないですよね(^^;)。

8月上旬〜中旬にかけてマイカー規制がありますので、
マイカーで5合目まで行く場合は日程に注意が必要です。(2003.9.11追記)

実は、8月中旬から下旬が、すいていてGood!です。
台風さえこなければ、最高なんですけどね(^^;)。
台風が無ければ、この時期は、天候も安定しているそうです。
8月上旬までの登山客の皆様が、登山道の足場をしっかり固めて
くださっていますし、より安全度も高いといえます(^^;)。

8月26日が閉山日です。
では、8月27日からは登山禁止かといえば、そうではありません。
登山は可能です。
でも、前に書きました救護所やセンターの方は、もういらっしゃいません。
怪我とか高山病の場合、
なんとか自力で5合目まで降りてくる必要があります。
何件か山小屋は、まだ開いていると思います。
まだ開いている山小屋までたどりつければ、
手助けをしてくださるとは思いますが...。
センターの開設期間とは無関係に、
8月31日迄を登山シーズンとする考え方もあるようです。

■9月の富士登山...山小屋は閉鎖

閉山日を過ぎますと、多くの山小屋も閉まってしまいます。
良心的な山小屋は、9月中旬まで開いてます。
山小屋が閉まると、困ることがいろいろありますが、
大きな影響としては、
・水の補給が不可
・トイレが使用できない
ということだと思います。

トイレは、各山小屋にあるんです。山小屋が閉まると、
トイレも閉まって使えないのです(^^;)。

私の記憶が確かならば(^^;)、河口湖口下山道・吉田口下山道、
共通の公共トイレ施設が6合目付近にあったように思います。
安全指導センターの近くだったのか...チョット思い出せません、、、。
これは、例外というか唯一の公共のトイレの設備のように思います。

ですから、富士山のトイレは、各山小屋の設備に頼っているのが現状です。
きれいでりっぱなトイレを想像してはいけません(^^;)。

「私は、水は全部地上から持っていくし、トイレは無くても平気です。」
という方は、登山可能かもしれません。
個人的には、センターも閉まっているし、あまりお勧めできません。


どうしても、登る場合でも、単独登山は避けるべきです。
何か事故が起きても、助けてくれる人が周りにいません。

山頂の気温ですが、8月の月平均値が6度なのに対して
9月は2.6度だそうです。
9月上旬は、まだ山頂の気温も4度くらいのようですが、
これが下旬にもなると0度近くまで下がります。
同じ9月でも上旬と下旬では、やはり寒さにも差があるようです。

1999年は、初冠雪が観測史上2番目に遅く、
9月下旬でも雪は無かったのです。登山にとっては恵まれた年でした。
河口湖の測候所によれば、9月29日が平年だそうです。
ちなみに、測候所によって、若干地域差があって、甲府は10月4日、
三島は10月5日、山頂の統計では9月30日だそうです。

何れにしても、これを書いている1999年は例外で、
平年の場合は、9月下旬は登れる状態ではありません。

■10月の富士登山...1999年は例外

1999年は、初冠雪が10月19日でした。
10月20日読売新聞朝刊の1面に、写真入りで記事が掲載されました。

暖かい日が続いた関係で、10月10日、11日の連休を利用して
登山された方もいらっしゃいました。
毎年登山可能なわけではありません(^^;)。
9月のところでも書きましたとおり、今年は例外中の例外です。
今年、この連休に登山された方は、本当に幸運な方です。

河口湖の測候所の統計ですが、

例年の初冠雪は 9月29日
もっとも早い初冠雪は8月29日(1957年)
もっとも遅い初冠雪は10月21日(1943年)

となっています。頂上の測候所の統計と若干異なりますが、
何れにしても、平年ですと10月は登山はできない状態です。
これ以降の冬のお話は、一番最初に書きましたとおりです。
冬の富士山は,測候所の方や、冬山のプロの登山家の方しか行けない世界です。

                           (1999年11月26日/2003年9月11日書式修正)


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